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市民の要望に応えて市長の公務を執行した上原さん個人に4500万の賠償請求?このサイトを訪問されたあなたへ

■ふるさとを守れ 立ち上がった国立市民

 国立市の大学通りはみごとなサクラとイチョウの並木道が続いています。国立市民がみずから植え育ててきたこの美しい並木道は「新東京百景」や「環境色彩10選」、「新・東京街路樹10景」、「新・日本街路樹100景」等にも選定され、市民のいこいの場となっています。美しい景観は国立市民の誇りでもあり、市民みんなの共有の財産でした。

 ところが、あろうことかここに大手マンション業者による高層マンション建設計画が持ち上がったのです。「美しい景観が壊される!」と怒った市民たちが起ち上がり、建設反対を訴えました。反対署名は5万筆もあつまりました。そして1999年の国立市長選挙には市民の期待をになって立候補した上原公子さんがみごと当選!2003年の選挙でも1万7千票を超える得票で上原さんが再選されました。国立市民多数の「建設反対」の意志はここにはっきりと示されました。国立市議会も動きます。市民の請願に基づき、並木の高さ20メートルを超える建築を禁止する条例が議会によって制定されたのです。

■市民自治に立ちはだかる東京高裁

 この国立市の民意はマンション業者にも伝えられました。ですがこの業者は市民の意思に応える道を選ばす、景観をめぐる裁判が始まりました。2件の裁判では地裁段階でともに住民側が勝訴。条例違反の違法建築を認めない判例を出し、マスコミや学者などからも画期的と高く評価されました。ところが、二審の東京高裁は同社が根切り工事(土地の水平化)に着手していることを理由にして、違法建築の中止を認めない逆転判決を出し、最高裁も審理なしでこれを追認したため、最終的に市民側の敗訴となってしまいました。

 この景観訴訟のあと、今度はマンション業者が、あろうことか市の高さ制限条例を不動産会社への「営業妨害」として国立市を訴えました。そして公判中に上原さんが任期満了で退任したあと、2011年に自公推薦の新市長が誕生すると、これまで市民の要望に応えてきた国立市は態度を一変。相手の主張を認めて裁判を降りてしまいました。民事訴訟なので、そのせいで明和地所側の勝訴となってしまったのですが、マンション業者は国立市から賠償金の約3100万円を受け取ると、すぐにその全額を国立市へ「寄贈」しました。この一連のやりとりは、まるで国立市とマンション業者とのあいだで取引きをしたかのような決着のしかたです。

■めちゃくちゃな上原さんへの巨額「賠償請求」

 ところがこの「決着」で事態は終わらず、さらに国立市の自公市政は「マンション業者に支払った賠償の責任は上原さんひとりにある」として、損害賠償を求める訴訟を起こしたのでした。国立市民の民意や請願によって市議会が決議し、その決議に基づいて行われた適法な行政行為なのに、それを全部「上原さんひとり」に押し付けるなんてめちゃくちゃな理屈です。こんなおかしなことがあっていいのでしょうか?

 だいたいマンション業者は賠償金を受け取ると、すぐにそのお金を国立市へ寄贈しているので、国立市には1円の損害も出ていないのです。これでは賠償金の「二重取り」です。当然、一審は市側のこんな主張を認めず、上原さんが全面勝訴という常識的な判断をしました。それなのに、またしても東京高裁が理不尽な逆転判決。そしてやはり最高裁は審理もせずに昨年12月15日に上告を棄却し、上原さんへの賠償支払い命令が確定しました。その金額は利息も加わって4500万円になっています。

■市民自治を目指す人々を押しつぶす目的 スラップ訴訟を許すな

 あまりにも非常識で理不尽な、不当判決と言わざるをえません。こんなことがまかり通れば、訴訟を起こされるのが怖くて、誰も市民の立場に立った行政を行なうことができなくなってしまい、地方政治はありきたりな地域のボス政治家による、中央べったりの利権調整しかなくなってしまいます。まさに国立市は巨額の負債を背負わせて、市民自治を目指した人々の象徴的な存在でもある上原さんを押し潰そうとしているのです。上原さんにかけられた、このような脅迫まがいの訴訟(スラップ訴訟)は断じてゆるせません。

 上原さんは国立市民だけでなく、平和を求める沖縄県民や原発被害に苦しむ福島県民など、全国の様々な問題を抱える市民といっしょにそれらの問題に積極的に取り組んできました。上原さんのそうした活躍に、全国の大勢の人々が励まされてきました。その上原さんを押し潰そうとする悪意に満ちた重圧のほんとうの目的は、全国で住民の自治を守ろうとしている人々から「希望」を奪い去ってしまうことです。

 市民の自由な発言や活動に対して 「オカミに逆らえば上原と同じめに合わせるぞ」 という「おどし」です。つまり、これは「あなたへのおどし」なのです。私たちは、このひどい仕打ちに決して負けるわけにはいきません。心の底からの怒りに燃えて、この圧力をはね返し「希望」を取りもどすために、どうかあなたのお力をお貸しください。

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⇒3.「あなたにできること」



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